

東北牧場総括責任者 九十九 ひろ子
【祖父の遺志を継ぎ、有機農業の道へ】
愛媛県松山市にて事業を行っていた私の祖父、日野 喜助は、1950年代半ばから盛んに使われるようになった除草剤や殺虫剤などの農薬や化学肥料について、野菜や米を作る田畑に使用しては、人間は勿論、動植 物にとっても大変危険であると認識し、地方新聞などでその危険性を訴えておりました。
祖父は自ら、農薬・化学肥料・除草剤を使わない農業(当時は有機農業という言葉もありませんでした)を実践し、そこで採れた野菜や米、麦を食 し、また家族、子供や孫たち皆に配っておりました。その孫の一人が私、九十九ひろ子です。
私は、祖父の遺志を継ぎ、「食の安全」などあまり話題にならなかった1987年から、東北牧場で小規模ながら有機農業を始めました。自分達家族と牧場スタッフが食する野菜を作るためです。 当初は販売せず、家族やスタッフ、お客様への盆・暮れの贈答用に作っていただけでした。しかし7年~8年ほどたつと、東北牧場に来場した友人達から「東北牧場の有機野菜がとても美味しく、家庭でも食べたいので、ぜひ送って欲しい」との要望が多く寄せられるようになりました。それに対応すると同時に、一般のお客様に対しても有機野菜の販売を開始しました。
【有機農業に適した環境~冷涼な気候とサラブレッドの堆肥~】
本州最北端に位置する青森県の気候は、祖父や私が暮らした愛媛県とはまるで違い、雪深く、寒さも厳しい地域です。しかし一方で、真夏でも気温が低く湿気も少ないため、害虫の発生率が低いという特徴があり、有機農業には最適の土地です。また、12月の終わりから3月中旬まで、写真のように畑一面が雪に覆われ、土も雪解けの春までゆっくりと休息することができます。(ただし、ニンニク、玉ねぎ、人参、らっきょうは11月に芽が出て3月まで雪の下でじっくりと熟成されます。)
また、青森県県南地方は平安時代から馬産地として名高い地域。
東北牧場では、サラブレッドの繁殖・育成・調教を手がけていますので、毎朝、馬房からは汚れた敷き藁(ワラ)が出ます。その藁を完全に発酵させると良質な堆肥となるのです。 馬の堆肥は有機物が多く含まれ、水分が少なく発酵が容易であるため、有機農業に最も適していると言われています。
こうして、東北牧場は、青森の冷涼な気候やサラブレッドの牧場という恵まれた環境の特性を活かしながら、農薬・化学肥料・除草剤を一切使用しない有機農業を営み、現在に至っています。
【確かな安全性~全て私たちの手で~】
近年、食品の産地偽装問題、残留農薬や飼料添加物、有害物質の混入、食品偽装などが問題になっております。
しかし、東北牧場の商品には、そういった不安要素が一切ありません。安全・安心な「食」をお客様に提供するため、 お届けする有機野菜や卵、
その他加工品は、私たちスタッフが東北牧場内で栽培し、収穫、梱包、発送まで一切を行っております。
2004年、東北牧場は「有機農産物JAS認定」を取得ましたが、有機JAS規格で認められた薬剤さえも使用していません。これは、創業当初から続く東北牧場の大きなこだわりです。






【「一生の健康」のために】
小さかったり、大きかったり、形もさまざまで愛嬌のある有機野菜。 広い運動場で、のびのびと暮らす鶏達が産む新鮮な卵。
私たち、東北牧場がお届けする商品は、雪や寒さの影響もあり、決して品揃え豊富ではありません。しかし、遙か遠くをサラブレッドが駆け抜ける雄大な大地で、四季折々の豊かな自然が育んだ極上の味をご堪能いただければ、東北牧場の素晴らしさをご理解いただけると自負しております。
2004年、東北牧場は「有機農産物JAS認定」を取得し、さらには、有機JASにて認められた薬剤でさえも使用していません。これは、みなさまの「一生の健康」を考えた東北牧場のこだわりです。


ご家族、そして未来を担う子供たちの「一生の健康」のために、私達、東北牧場ができること、それは、安心・安全な「食」を継続して提供することだと 考えております。そのために、日々努力して参ります。末永く、東北牧場をご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
東北牧場総括責任者 九十九ひろ子